ナムコ・ボリュームコントローラ大改造

0 0
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今回はプレイステーション用ナムコ・ボリュームコントローラをPCで使えるように改造します。
改造にあたり、

1.USB式にする。
2.バリオーム式から業務用と同じロータリエンコーダ式に変更する。
3.慣性で長時間回転し続けるようにする。←大事

と目標を立てました。
今回の作業は、高精度の作業を要求し、難易度は高めです。


Image040_.jpg
これがボリュームコントローラです。

Image037_.jpg
内部基板上面。バリオーム式です。

Image038_.jpg
内部基板下面。






Image027_.jpg
それでは作業にかかります。まずは基板実装部品を全て外し、切り詰めをし、バリオームのあった軸中心位置に穴を開け、ラジアルベアリングフランジ付(ミネベアDDLF-630ZZ)を埋め込み、エポキシ接着剤で接着します。ベアリング内部に接着材が付着すると終わりなので、注意。


Image034_.jpg
基板上面は銀インク印刷でハンダが付かない為、導電テープとエポキシ接着材で固定。
導電接着材が入手次第、導電接着に変更します。

Image039_.jpg
ノブ内側です。

Image026_.jpg
ノブ内側と鍔を削り、鉛を埋め込み、エポキシ接着剤で固めます。センターの穴はきっちり取らないとぶれます。

Image081_.jpg
USB回路はUSB有線ボール式マウス(コクヨ BBMULBK2A)を使用します。ボール式でないとだめです。

Image082__.jpg
マウス基板裏側。

Image023_.jpg
マウス基板をここまで切り詰めます。

Image024_.jpg
マウス基板切り詰め後。裏側。

Image030_.jpg
フォトトランジスタ回路もこのように切り詰めて残します。

Image028_.jpg
シャフトを作ります。3mm。左から、スラストベアリング(ミネベアDDT-830)、ステンレスワッシャーM3X8、シャフトカラー、スリット円盤(マウス付属のを加工)、ラジアルベアリングフランジ付(ミネベアDDLF-630)です。スリット円盤の加工はきっちりセンターに穴を開けないとぶれ、うねりが出ます。接着する際も水平に固定しないとぶれます。

Image033_.jpg
シャフト・ブレ止めを作ります。1mmのアルミ板で加工。上にはシャフト右端の部品だったラジアルベアリングフランジ付(ミネベアDDLF-630)を接着します。ここでもベアリング内に接着材が入ると終わりなので慎重にw

Image036__20090604072615.jpg
ボリュームコントローラ基板にシャフト、シャフトブレ止めを取り付け、フォトトランジスタ回路も取り付けます。フォトトランジスタ回路の土台も1mmアルミ板を積層して作成し、エポキシ接着材で接着。ネジで微調整可能にしてます。
ここでフォトトランジスタ回路とマウス基板を配線し、PCに接続してシャフトを回しつつ、フォトトランジスタ回路の位置決めをします。調整は結構シビアでした。
うねりが出る場合はスリット円盤の取り付けに問題があります。

Image035__20090604072615.jpg
ボディ内側は写真のように削ります。ノブが接する箇所はテフロンテープを貼って摩擦低減しました。

Image041_.jpg
ボリュームコントローラ基板、マウス基板をボディに収め、ボタンの配線もします。

Image042_.jpg
完成。ケーブルはいつもの金メッキ仕様。

トリプルベアリングにより、勢いをつけて回すと、慣性で約4秒は回転し続けます。
コンパクトですが、操作性は業務用並みです^^
ページトップ